世界一の醸造家とは
世界一のワイン生産者は誰でしょうか?
今は亡きアンリ・ジャイエがワインの「神様」だとすれば、ワインの女神は「マダム・ルロワ(ラルー・ビーズ・ルロワ)」だということで殆ど異論はないのではないかと思います。
ルロワ氏は「語る者が最も多く、口にする者が最も少ない」とも言われる最高級ワイン「ロマネ・コンティ」を生産するDRC社の共同経営者であった事でも知られています。
世界一とも言われる天才的な味覚を持っていたマダム・ルロワは、DRC社という世界最高のドメーヌにいながら、そこでの方針やクオリティに疑問を感じ、1988年に自身のドメーヌを立ち上げました。
(このときにDRC社とは決別をしますが、2019年にマダム・ルロワの一人娘ペリーヌ・フェナルがDRC社に参画するという事で話題になりました。)
農薬等の散布を行わず、ブルゴーニュでもいち早く自然農法の「ビオディナミ」を取り入れています。
ルロワと名の付くワインには、ネゴシアンの「メゾン・ルロワ」と「ドメーヌ・ルロワ」とがあります。
メゾン・ルロワは自社ブドウではありませんが、ルロワの天才的な味覚センスを活かした非常にクオリティお高いブランドとして世界中から求められています。
とにかく完璧主義であることで知られるマダム・ルロワが自ら手掛ける自社ブドウの「ドメーヌ・ルロワ」は当然ながら数にも限りがあり、非常に希少価値が高いです。
メゾン・ルロワはキャップシールが白く、ドメーヌ・ルロワは赤いことから、それぞれ通称「白キャップ」「赤キャップ」などと呼ばれたりもしています。
今回、ワイズワインギャラリーでは大変貴重な「赤キャップ」を入荷しております。
世界一の女性醸造家「マダム・ルロワ」のワイン、特別な日に、是非!
- 1997ポマール レ・ヴィニョ(ドメーヌ・ルロワ)
https://onlineshop.yswinegallery.com/shopdetail/000000002032/