ワインの保管方法について
2023/01/06
ベストな保管場所はやはり「ワインセラー」
ワインの最適な保管温度は13~15度とされています。また光が当たる場所、強い匂いのするものの近くもNG。
粒子間の安定性をなくしてしまい、ワイン自体が本来持っていた甘みや滑らかさ・しなやかさを失ってしまうため、振動の多い場所も向きません。
コルクが乾燥しないように一定の湿度もワインの保存には必要で、湿度70%前後が理想です。
これらの理由を考えると、やはり冬でも真夏でも最適な状態を保ってくれるのは「ワインセラー」がベストと言えるでしょう。
ワインセラーが無い場合は「野菜室」がオススメ
ワインセラーが無い場合は、温度変化が少なくて、ドアポケットと比べて振動の少ない「野菜室」での保存をオススメしています。(野菜室の温度は「約3~8℃」に設定されていることが多いです)
冷蔵庫の中では比較的温度が高めの野菜室ですが、それでもワインには温度が低過ぎるので、真夏にキンキンに冷やして飲みたい、フレッシュで若い白ワインなどで無ければ、飲むしばらく前に外に出しておいて、適温に戻してから飲むようにしましょう。
冬の短期間保管なら室内でもOK
数日間程度の保管であれば、直射日光・高温を避けていただければ、この時期は室内に保管していただいても問題ありません。(床暖房やエアコンで温度変化の激しい部屋に置くのは×)
ラッピング済みのものなどは、冷蔵庫に入れることで結露でリボンや箱が濡れてしまう恐れがあるためご注意ください。もし入れるなら温度設定を高めにするか野菜室にして、極力温度変化が少ない状態で保管することをオススメします。
最適な保管方法で より素敵なワインライフを
上記のどれも難しい…という方は、できるだけ「暗く・涼しく・静かな場所」を見つけてみてください。短期間の保管なら、あまり神経質になりすぎる必要はありません。
ですが繊細なヴィンテージワインや特別なワインは、やはりベストな状態でいただくことでよりその魅力を楽しむことが出来るもの。最適な保管方法で、より素敵なワインライフをお楽しみください!