父の日にいくらのワインを買いますか?
2018/02/28
父の日が制定されたのは、今から100年以上前、1909年のアメリカワシントン州でした。
母の日に教会で説教を聞いていたソノラ・スマート・ドッドは、6人の子供を男手ひとつで育ててくれた父への感謝の日を作るべきだと考えたのです。
彼は地元の教会に働きかけて、翌年に初めての式典を開き、各地へと広まっていき、今では世界中で父親へ感謝する日があります。
日本を含めて今では世界中で認知されている日ですが、どこでも6月の第3日曜日というわけではありません。
例えば台湾では爸爸(パパ)の日は八八と音が同じということで、8月8日だったりします。
さて、そんな父の日ですが、巷では母の日と比べて予算が少ないという話を聞くのですが、
皆さんはいかがでしょうか?
筆者の今までを思い返すと確かに予算は少ないのかな?
母の日には最低でもカーネーションを当日に買って帰りますが、
父の日には何にもしないことがしばしばの親不孝で…
確かに20年を平均すればそうなるかもしれませんね。
小生も父になった今となっては、この内容は悲しいものです。
しかし、あくまでも平均とは、平均でしかありません。
一回一回の意味と予算は別物ですからね。
きまぐれで特別に高価なものは父へ贈るほうが多いです。
では、皆さんはどんな理由で両親へのワインを選ばれるのでしょうか?
当店でお客様のお話を聞いていると、大体の傾向は似ています。
母の日には、
「余りお酒を飲まないお母さんに、たまにはちょっと特別な日としてオシャレで優雅な時間を味わって欲しい。」
として、子供が(と言っても成人ですが)一人で買いにいらっしゃいます。
比べて父の日には、奥様と子供たちでご来店いただき、家族として贈るというスタイルが多いですね。
選ぶ理由は様々ですが、
「晩酌に節約しながらワインを飲むお父さんに、いつもより高価なワインを飲ませてあげたい。」
この理由が圧倒的に多いです。
となると、予算が父の日の方が高くなるのは想像できますね。
実際に、当店にいらっしゃる方の母の日と父の日の予算は、圧倒的に父の日の方が高いのです。
実際に最も出る価格帯は、母の日には2,000円~3,500円がほとんどなのですが、
父の日には、5,000円~10,000円という印象でしょうか。
イタリアワイン好きで、キャンティを飲んでいるパパには、特別なバローロを!
ヴァリューボルドーが積まれているパパには、誰もが知るボルドー格付けシャトーを!
ワインのプレゼントは、お好みの味わいを外さずに、より美味しいものを贈ると最高に喜ばれます。
もしもワインが好きなお父さんにワインを贈るときには、今から気に入っているボトルの写真を撮っておいて下さい。
それを見せていただければ、最高に喜ばれるプレゼントのお手伝いが出来ます。
ちなみに、トップの写真は、ボルドーが大好きなパパにおススメ!
当店ソムリエK(どっちだ?)のティスティングコメントが必見です。