梅と桜
2018/03/05
3月3日は桃の節句。
お店も定休日だったので、家族で湯河原梅林に行ってきました。
最近寒い日が続いたのか、梅林は7分咲きといったところでした。
梅にしても、桜にしても季節感を感じる季節でとても好きです！
平日にも関わらず老若男女の大勢の人で賑わっていました。
赤ちゃん連れの家族も多かったですね～！
梅もペールトーンの淡いピンク色から、
鮮やかなブライトピンクまで、数種類の梅を見ることができました！
うちのちびっこも「きれい～きれい～」と吠えておりました(*^^)v
今週くらいまでが見ごろだそうです!
そして当ワインショップでも季節感を感じるワインを販売しだしました。
2007年サクラ・シラーズ
(オーストラリア、ニュー・サウス・ウェールズ州)
造り手 ウインダウリ・エステート
とても華やかなラベルで季節感を感じる今にはぴったりのワインですが、
このウインダウリ・エステート社の「桜ラベル」には
日本とオーストラリア・カウラ地区の悲しい歴史とが深く関わっております。
1944年、第二次世界大戦中カウラの地で捕虜になっていた日本兵約1000人余りが
大脱走を企て200名以上もの死者を出した、
歴史の教科書すら語らない事件がありました。
カウラの人々は事件で命を落としてしまった日本兵を手厚く葬り、
日本との友好関係を深めるために
本格的な日本庭園や日本文化センターを作りました。
さらには日本人墓地から日本庭園までの5ｋｍの道のりに
約2000本の桜を植え、毎年桜祭り（10月頃）が行われるようになったのです。
国際理解を象徴し、世界中の人々を魅了する桜並木。
ウッドブロック・サクラシラーズのラベルはこの桜をモチーフにしたものです。
こんな悲しい事件とは逆に、煮詰めたプラムやベリーなどのフルーツ香や
トースト、バニラの香りなどが複雑に絡み合い、
味わいはリッチなベリー類などの果実味を主体に
丸く豊かなタンニンが力強さを加えていて、
とても親しみ感のある味わいとなっております。
季節のネタにお試しいただけたらと思います。