シャンパーニュを超える品質?
2018/03/06
先日お世話なっている人にご馳走になった、
イギリスを代表するスパークリングワイン
「2001年ナイティンバー・クラシック・キュヴェ」
エリザベス女王をはじめ英国王室、
VIP御用達の高級スパークリングワインです。
日本では漫画「ソムリエール」で紹介され
一気に認知度が高まったようです。
最近の温暖化でイギリスでまで
ワイン生産されるようになってきたのでは?
と思われがちですが、ナイティンバーの歴史は古く、
1086年創刊の土地調査書にて
すでにナイティンバー荘園の記載があり、
12世紀から食物などと共に
ワインも生産されていた記録が残っています。
14haもの畑はシャンパーニュに似た
純粋な白亜質土壌でシャルドネ、ピノ・ノワール、
ピノ・ムニエが植樹されています。
自分が飲んだのは3品種のブレンドです。
色合いはやや黄味が強く、
黒ブドウの比率が高いような印象を持ちましたが
飲んでみてびっくり!
コート・デ・ブランのシャルドネにも
引けをとらない色合いと反する酸の強さと
凝縮したミネラル感に衝撃を受けました。
5年以上熟成期間を経ていますが、新鮮さが溢れています。
はじめはセラーから出したてで、
冷えもたりずに飲んで、
温度もだいたい18℃くらいでしたが、
甘味、酸味など全体のバランスも崩れることなく楽しめました。
ちなみにグラスはふくらみのない通常のフルートグラスです。
堅さのある詰まったミネラルは
自分の好物とするところで、とても満足感がありました!
なかなか高価と入手困難というのが難点ではありますけど。