高級ワイン会
2018/03/05
こんにちは。今月は偶数月でしたので、
常連のお客様の高級ワイン会が開催されました。
今回は4回目で、テーマは1992年のルロワ飲み比べです。
サーヴさせて頂いたワインは以下の通りです。
泡 2004年フランソワ・ビリオン・ブリュット・ミレジメ
泡 2006年ジェローム・プレヴォー・グロズリー・レ・ベギン
白 1992年ムルソー・プルミエ・クリュ・サントノ/マルキ・ダンジェルヴィーユ
白 2008年シュヴァリエ・モンラッシェ/ドメーヌ・ドーヴネ
赤 1992年ロマネ・サン・ヴィヴァン/ドメーヌ・ルロワ
赤 1992年リシュブール/ドメーヌ・ルロワ
白 1996年ピノ・グリ オマージュ・ア・ジョルジェット/トリンバック
白 2007年ヴーヴレィ・モワルー・クロ・デュ・ブール/ドメーヌ・ユエ
の合計8種類でした。
いつも通り1992年の赤白3本はトゥール・ダルジャン出しの貴重古酒!
ムルソーは3度目の試飲でしたが、一番素晴らしい状態でした。
また、ルロワは状態の恵まれたワインに中々ありつけませんが、
そこはさすがトゥール・ダルジャン蔵出し!
コルクはいつも通り上まで染みていましたが、
状態はほぼ完璧!お客様にも納得して頂けた逸品でした。
フランソワ・ビリオンは3カ月前にテイスティングしたものより
味わいがぐっと出てきており、
樽の香りと酵母の香りがちょうどよくなじんでいました。
ジェローム・プレヴォーは圧巻!
ラシーヌより、2009年に入荷してきたのもでしたが、
その当時とは比べ物にならない圧倒的な存在感と凝縮度!
熟成によりトースト系の酵母の香りが強烈にたち、
酸味も強く、少量の試飲でもその素晴らしさが感じ取れました。
まだ、あと5,6年くらい寝かせてみたくなるようなシャンパーニュでした。
ムルソーもシュヴァリエも良かったです。
特にシュヴァリエは旨みや香の存在感が素晴らしく、
2時間たっても衰えることない、極めて素晴らしい品質でした。
間違いなく、熟成15年~20年戦士です。
ルロワはとりあえず健全でホッとしました。
このワインの抜栓が終わった瞬間、全て開放的になりました。
ブショネも多く、よく噴くし、それだけ不安定な状態の多い生産者なので、
いつもルロワを空けるときはいつもプレッシャーをかんじます。
しかし、リシュブールは凄かった!!
まだまだ芯の強さと若々しさ感じ、改めて生産者の偉大さを感じました。
10月はアルマン・ルソー特集になりそうです。
実に楽しみ!!