とある試飲会
2018/03/05
先日、インポーターさんの試飲会に行ってきました。
主催はフランス、イタリアの品質の確かなワインを
輸入元されているテラヴェールさんです。
今回はフランスのロワール地方を代表する
アンリ・ブルジョワをメインに行われました。
これって何だと思いますか?
そうです!
その通り、石です!
そんなの見りゃわかりますよね~
シレックス土壌とキンメリジャン土壌との2種類あって
それぞれの畑に植えられているブドウから造られるワインがこれらです!
簡単に説明するとシレックス土壌とは火打ち石とよばれ、
石灰質を多く含む土壌として有名です。
そして、そのシレックスをよ~く見ると、
所々ちょっと澄んだような石が交じっています!
これはペクトライトと言われる珪酸塩鉱物で、
このペクトライトは青色系もあり、
世界で唯一産出されるドミニカ共和国ではラリマーともよばれ、
宝石として扱われているんだと…!
実物も宝石まではいかないものの、
妙に魅力を感じる石だったのは、
このペクトライトから感じたんだな!
シレックス土壌のワイン達は以下の通り
ちょっと資料が手元から逃げ出して、ヴィンテージがわからなくてすいません!
サンセール・ラ・ブルジョワーズ
サンセール・ダンタン・シレックス
ル・シェーヌ・サン・エティエンネ
一方キンメリジャン土壌はブルゴーニュの
シャブリ地区などでもお馴染みの牡蠣殻系土壌
プイィ・フュメ・ラ・ドゥモワゼル
サンセール・ジャディス
などのワインが提供されました。
基本的には醸造法が同じワインもあり、
樽などを用いたワインもありましたが、
土壌の違いによってこれほどまでに違うスタイルになっていたとは、
本当に驚きでした。
ヴィンテージも2006年2007年でしたが、
若い頃はブラインドしたって
今の実力ではわからないなぁ…と痛感しました!
大まかにはシレックス土壌系は香ばしさがありながらも、
キンメリジャン土壌より酸の柔らかさや膨らみがあり、
キンメリジャン土壌系の方が香りにラムネなどの
粉っぽいニュアンスを強く感じました。
勉強が足りませんなあ!
ちなみに火打ちと言われているので、
シレックスの石をカツッ!カツッとこすってみたら、
歯医者で歯を削られている時のような、
痛々しい思い出の香りがしました(οдО;)
あんまいい匂いじゃねぇじゃんか!火打ち石~!
でもこれは勉強になった。今日は以上!