生産者訪問記その2
2018/03/05
醸造所に戻ってきました。
まずはベースのワインを造るためにタンクで醗酵中のワインを見学!
熱い説明をしてくれるヴァンサン氏!
更に熟成庫に突入!
地下に行くと沢山の熟成中シャンパーニュが深い眠りについています。
シャンパーニュは通常のスティルワインと違い、
ワインを瓶詰めした後、
庶糖と酵母を添加し、瓶内二次醗酵を行います。
ティラージュというのですが、ティラージュ後はしばらく熟成させます!
このように熟成中のシャンパーニュが山の様!
通常のキュヴェは王冠で栓をしていますが、
特別キュヴェはこの通り、コルク栓です!
やはり味わいが複雑豊かになるらしい。
そしてシャンパーニュならではの工程がここにも!
動瓶(ルミアージュ)です☆
添加された庶糖と酵母は醗酵し炭酸ガスを生み出し、
スパークリングワインとなるのですが、
時間の経過と共に酵母の死骸がオリになり
瓶の中に沈殿します。
そのままだと濁ったシャンパーニュになってしまうので、
そのオリを除去しなければなりません。
その除去するための工程のことをいい、
逆さまに熟成させながら人の手により
毎日毎日瓶を回してオリを瓶口に集めます!
さずがヴァンサン氏!
慣れた手つきでルミアージュを見せてくれました☆
☆サービス精神旺盛☆
ただ何千何万本というシャンパーニュを
手作業だけで動瓶するには限界が…
そこで登場するのが便りになるこの機械!
ジロパレット!!
何百本というシャンパーニュを
一気に動瓶してくれる頼りになるやつです。
フランソワーズ・ベデルでは、
スタンダードキュヴに使用しているようでした☆
このほかにもラベル張り機や
最後の味わいを決定するドザージュを行う機械、
コルクを打ち込む機械(写真47)を丁寧に説明してくれました☆
さて、このあとはいよいよテイスティングです!
続く・・・