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『衝撃的ワイン会』Part2

      2018/02/28

自分は仕事の影響で2時間おくれの参加となりましたが、

●1982年ポール・ロジェ サー・ウィストン・チャーチルは
泡は抜けていたものの、そのおかげでふんわりとした上品な甘い香がたち、
角のとれた丸い酸味と相まって
フォアグラを包んだエスプレッソのアミューズとの
絶妙なマリアージュが素晴らしく、
この後のマリアージュを期待させる開幕でした。

●1998年ジョゼ・ミシェル スペシャル・クラブ1500mlも
1947年に畑を取得し、創業。
1955年がファーストリリースのワイナリーです。
皆様の記憶では、2007年の冬に発売された
ブルータスのシャンパーニュ特集号で、
数あるシャンパーニュの中から
4つ星を獲得下のが記憶に残っていると思われます。
ちなみに5つ星が2種類。4つ星も4つという少なさです。

●1995年ル・モンラッシェはシャサーニュ側らしいふくよかなスタイルで
温度も高めだったのにも関わらず
お料理との調和も素晴らしいものでした。

●1995年ル・モンラッシェ エティエンヌのそれは
正直予想を覆す琥珀色に近い熟成した色に驚ろかされました。
個人的に抱いていた味わいも酸を特徴としているソゼとは真逆の
ふっくらとした味わい。
供給元と思われているバロン・テナールの素材の個性なのでしょうか?
他を飲んでいないので何とも言えないのですが…。
ただお料理との相性は良かったので、
マンダリンが誇る巨匠、加茂ソムリエのイメージ通りだったようです。
とても素晴らしい勉強をさせて頂きました。

さて、いよいよメインの1955年き突入です。

●1955年シャトー・パルメ
エッジは琥珀がかり、綺麗なルビー色をしている、熟成ボルドー☆
果実味やタンニン、酸味、苦味タンニンなどの要素が
綺麗に溶け込んでいて、雑味を感じません。
マルゴー村らしいちょっとした動物臭もワインを引き立ててくれます。
やや奥行き、密度の凝縮感でブレを感じたものの、綺麗な熟成を感じました。
 
●1955年シャトー・シュヴァル・ブラン
異常です!厚みのあるディスクと色合い!
鮮やかさは感じないものの、なんでしょうこの色合いは☆
まるで熟成したポートワインみたいに甘味、コクが溢れていて、
細かく溶け込んだタンニンがビロードのような舌触りをもたらせてくれました!
デキャンタされて2時間半も経過し、しかも残された最後の部分だったのに!
脅威ですね~
 
●1955年シャトー・ラフィット・ロートシルト
ラフィットはこれまでも沢山勉強する機会がありましたが、
やはり50年以上も経過したものは、また格別です。
これだけの年数を経過しているにも関わらず、
熟成したワイン独特のスーボワやドライフラワー、シャンピニオン系の
枯れや湿った香がなく、ハーブや削りたての杉の本なと、
若々しくも感じるであろうアロマに満ち溢れていました。
贅沢ではありますが、やはりボルドーは
熟成してからが自分の好みでしたね~
 
これだけ同じ地域、ヴィンテージが揃うと、
だいたい似たり寄ったりになってくるのですが、
それぞれに強烈な個性を放ち、とても楽しめました。
もちろんお料理との合わせ方もありましたけどね!
 
このような貴重な経験をさせて頂き、
Y氏には本当に感謝しております。
ありがとうございました。
この経験を仕事に生かすべく、
更なる勉強を重ねていきたいと思います。

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