ブルゴーニュワインを知るシリーズ 第5弾「ヴージョ会」
2018/11/28
ワイズワインギャラリーの大人気企画としてすっかり定着しました、ブルゴーニュワインを知るシリーズワイン会の第5弾「ヴージョ会」が6月25日(土)に開催されました。
ヴージョ村唯一の特級畑「クロ・ド・ヴージョ」が約50ヘクタールもあり、ヴージョ村の大半を占めています(ヴージョ村全体で約88ヘクタール)。これは、コート・ド・ニュイの特級畑の中で最大の面積です。「クロ・ド・ヴージョ」は複数の生産者が分割所有していて、生産者によってワインのスタイルは様々。
今回はその中の3生産者の「クロ・ド・ヴージョ」をご用意しました。
提供ワイン (左から)
1.2010ヴージョ クロ・デュ・プリウレB(ド・ド・ラ・ヴージュレ)
2.2009クロ・ド・ヴージョ(ティボーLB)
3.2004クロ・ド・ヴージョ(ダニエル・リオン)
4.1993クロ・ド・ヴージョ(ポール・ミセ)
まずは珍しい、ウージョ村の白ワインから、テイスティングです。
なかなかお目にかからないウージョ白ですが、近隣の白ワインよりコストパフォーマンスも高く、ワイン会に持っていったらみんなに一目置かれること間違いなしの白ワイン!
酸とミネラルがたっぷりな割に、ほのかな樽香。ブルゴーニュシャルドネの良いとこどりの白ワインでした。
次に、2009年のクロ・ド・ウージョ、生産者はティボー・リジェベレール。
華やかでフレッシュな香り立つ素晴らしいワインであった一方、生産者であるティボー氏が当店を訪れた時に握手した手がぷにぷにしてて畑仕事をしていたとは思えなかったか。ティボー氏、さすがおぼっちゃまです!
2004年のダニエル・リオンのクロ・ド・ウージョは他の2つの赤ワインとは少し違う"えぐみ"を感じます。2000年代ではあまり評価の高くない2004年。あえてオフビンテージを飲み比べられるところも、ワイン会ならではです!
最後に1993年のポール・ミセのクロ・ド・ウージョ。
23年熟成のバックビンテージです。ダークチョコレートやドライフルーツなどの古酒感がある一方、タンニンや骨格はしっかりとして舌触りは滑らか。店頭小売価格13,700円(別)はかなりのコストパフォーマンスと言えるでしょう。ブルゴーニュのバックビンテージファンの皆様にはぜひお楽しみいただきたい一本です。
第6弾ブルゴーニュワイン会は「ヴージョ会」も大好評のうちに終了いたしました。
次回、第7弾ブルゴーニュワイン会はみんな大好き「ヴォーヌ・ロマネ会」です。
残念ながら、すでに満席。。。申し訳ございません。
でも、みなさん、安心して下さい。第8弾「ニュイ・サン・ジョルジュ会」は8月27日(土)は近日お申し込み開始致します!ご興味のあります方は、店舗またはメールでご連絡ください。
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