ドメーヌ・ド・レキュ (Domaine de l'Ecu) 、フェルム・ド・ラ・サンソニエール (La Ferme de la Sansonniere)
2018/03/06
2010年11月26日生産者様ご来店
先日26日に輸入元ラシーヌさんのご協力で、
フランス、ロワール地方の偉大なビオディナミスト、
ドメーヌ・ド・レキュのギィ・ボサール氏
フェルム・ド・ラ・サンソニエールのマルク・アンジェリ氏の
お二人が当店に遊びに来てくれました。
ギィ・ボサール氏はミュスカデ、
マルク・アンジェリ氏は甘口ボンヌゾーをはじめとする
シュナン・ブラン種を主体とした、旨味の詰まった
素晴らしいワインを生み出しています!
当店でも自分がマルク・アンジェリ氏の
アンジュ・ブラン・ラ・リュンヌに魅せられて以来取り扱っています!
今回の来日は4回目で、
翌日に恵比寿で行われました、
ビオワインの祭典、フェスティバン参加も兼ねていました!
フェスティバンは自分も参加したかったのですが、
イベントの為に残念ながら不参加でした。
お二人の以前の来日時は山梨の生産者を訪れていたりと、
料理通信2008年3月号で紹介されていたものと記憶しています!
お二人とも特に印象に残ったのは、手の大きさ!!
畑仕事などの質と量の凄さを思わせる、
厚みのあるゴツゴツしたでかさです!
手の皮も厚かったです!
一緒に写させて頂きましたが、
自分の小ささ?薄さにとても恥ずかしくなりました!
今回は特にギィ氏が当店の名前の由来や他に
どんなワインを扱っているのかなど、
熱心にご質問されていかれました。
自分も幾つかの質問をさせて頂いたのですが、
特に印象に残ったのはビオの認証をエチケットに記載する有無でした。
認証マークとしては、デメテールやエコセール、
AB(アグリカルチュール・ビオロジック)が有名です。
美味しいワインを造りだす為にビオ栽培をやっているだけで、
認証マークなど興味がない、
わざわざお金や時間を費やしてマークをつけるのは商業的だ!とか、
認証マークを付けていない理由を色々目にするのですが、
正直末端の消費者にはマークがなければ、
それがナチュラルに作られているのか伝わらないと思います。
もちろん、美味しいワインを作って頂ければ、
ビオ栽培であろうと、なかろうと関係ない事でもありますが…。
ただ、近年の健康志向や自然食品に対する消費者が
多くいらっしゃる事も事実ですし、
健全で美味しいワインを提供する上で認証をとり、
記載してくれるとより親切で説明責任を果たしているといえます!
また、認証マークの取得申請は、毎年更新制ではありますが、
費用も40ユーロほど、時間も半日ほどあれば直ぐに取得できるそうです!
マルク氏はそんなに苦ではないし、どうしてみんな取得しないんだろうねぇ!
とおっしゃっていました!
最後は地下のセラー内に入ってサイン記入です!
お二人とも手慣れていて、日本語でギーとマークも付け足してくれました!